介護・看護サービスで進むデジタル化 ~ケアプランデータ連携システムを導入しました~
2026/06/11
こんにちは。IT推進チームです。
今回は介護・看護サービスにおける情報連携の取り組みについてご紹介します。
介護サービスや訪問看護をご利用いただく際には、ケアマネジャーや医療・介護の専門職が、ご利用者様やご家族のご希望、お身体の状態などを確認します。
その後、ケアプランなどの計画に基づき、訪問介護やデイサービス、訪問看護などのサービスが提供されます。
ケアマネジャー、介護サービス事業所、訪問看護ステーションの間では、ケアプランやサービスの予定、サービス提供後の実績など、多くの情報をやり取りしています。
これらの情報は、これまで郵送やFAX、手入力によるやり取りが中心でした。そのため、書類の作成や転記作業など、職員の事務負担が大きくなりがちでした。
このような課題を解決するために開発されたのが「ケアプランデータ連携システム」です。
このシステムを利用することで、これまで紙やFAXでやり取りしていた情報を電子データで連携できるようになります。
事務作業の負担軽減や入力ミスの防止につながり、利用者様への支援やサービス提供により多くの時間を充てられるようになることが期待されています。
期待できる効果は、事務作業の効率化だけではありません。
先日、台風の接近により大雨や強風となる日がありました。
その後、この地域でも梅雨入りし、雨の日が続く季節となっていますが、
介護サービスや訪問看護は天候に関わらず提供されます。
そのため、関係する事業所間でも必要な情報を滞りなく共有することが重要です。
また、弊社では職種や業務内容に応じてテレワークを活用するなど、多様な働き方にも取り組んでいます。
ケアプランデータ連携システムには、事務作業の効率化だけでなく、必要な情報を電子的に連携することで、天候や場所に左右されない円滑な情報共有を実現できるというメリットもあります。
このような情報連携のデジタル化は、国全体でも推進されています。
現在、厚生労働省は「介護DX(介護分野における情報連携)」を推進しており、その取り組みの一つとしてケアプランデータ連携システムの普及も進んでいます。
弊社では、このたび全事業所でケアプランデータ連携システムの導入が完了しました。
社内事業所間でのテスト運用を経て、現在は他法人とのデータ連携も開始しています。
各事業所からは、
「手作業が減って業務が楽になった」
「これまでよりスムーズに情報共有できるようになった」
といった声も聞かれています。
今後、厚生労働省では介護DXの目標達成に向けて、「介護情報基盤」と呼ばれる新たな仕組みの整備も予定されており、介護サービスを取り巻く情報連携はさらに進んでいく見込みです。
弊社も今後の制度や仕組みに対応しながら、サービス向上と業務効率化に取り組み、ご利用者様へより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。
運営本部 IT推進チーム 中川



