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介護業界でも避けては通れないパソコン事情 Win11更新時に気になったこと

2022/10/12

運営本部 IT推進課

皆さんはパソコンの”環境”と聞いていピンときますでしょうか?介護関連の企業ブログのテーマとしては中々話題に挙がらない話と思いますが、今回はパソコン、特にWindowsについて少し触れたいと思います。

皆さんお使いのパソコンにはOSと呼ばれる基本ソフトウェアが搭載されており、WindowsであれmacOSであれ、サポート期限が設定されています。現在、大部分のシェアを占めているWindows10ではありますがサポート期限が2025年10月14日に設定されているため、いずれは更新を行う必要が出てきます。(サポート切れでも動作する、というお話はここでは割愛いたします。)

ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、Windowsの最新版であるWindows11は動作要件が高めに設定されているため、2017年後半以降に販売されたパソコン(※1)しかWindows11にアップグレードできず、それ以前に販売されたパソコンはWindows10までの利用となります。この判断はMicrosoftによるものなのでどうにもできないですね。。ここで肝心の”アップグレード可能なパソコン”に関して、少し気になる記載を見つけましたのでピックアップいたします。

https://microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-windows-11-free-upgrade.aspx#primaryR10

この表記のうち、”Microsoft は無料アップグレードに対するサポートをいずれ終了する権利を留保します。”の部分が非常に気になりますね。今は無料アップグレードの対象であっても無料期間を終わりにする可能性があることを示唆しています。業務利用のパソコンに関しては安定性を重視したいので「今はまだいいかな」と、更新作業を後回しにするケースも十分に考えられますが気が付いたらアップグレートが有償対応になっていた、なんてことがありそうです。

弊社ではWindows11導入を開始しておりまして、Windows10のサポート期限を待たずに更新作業に着手しています。なかなか人手も足らない中、地道に作業を進めておりますが職員の作業効率を考えますと早く対応しないといけない事案と考えています。千里の道も一歩から、ですね。

※1 あくまで目安となります。アップグレードの可否は「PC正常性チェック」にてご確認ください。

運営本部 IT推進課 花嶋